公務員・教員と民間企業の併願
民間企業の採用試験は安易な気持ちで取り組めるほど甘いものではありません。特に公務員試験直前や教育実習が行われる時期は、企業説明会や選考が多いので、就職活動を一時中断せざるを得ません。併願志望者は前もってスケジューリングをすることが必要となってきます。
◆民間企業との併願をする場合
民間企業との併願を考える場合は、公務員・教員採用試験の準備時期と、民間企業の採用時期が重なることを念頭に置いてください。併願により公務員・教員試験の勉強時間が減ったり、民間の採用試験に対する準備不足になったりしないよう、受験する民間企業の数を絞るなど、効率的にスケジュールを立てる必要があります。また、大学には4年生の夏以降も民間企業から求人情報が届きますので、まずは公務員・教員試験に集中し、それから民間企業を受験しても遅くはないでしょう。中途半端な気持ちと準備では公務員・教員採用試験からも民間企業からも内定はもらえない、ということを心得ておいてください。