公務員

公務員

公務員には、⽂部科学省など国の機関に勤務する「国家公務員」と、各都道府県や市町村など地方自治体に勤務する「地方公務員」とがあります。国家公務員は国家規模の仕事を行い、地方公務員は地域に密着した仕事を行います。また、国家公務員‧地⽅公務員のどちらも、主に「専⾨職」と「⼀般⾏政職」に分けられます。
専⾨職とは、教員‧司書‧警察官などの職種を指し、⼀般⾏政職とは、専⾨職以外の役所で事務的な仕事に従事する職種のことを指します。
⼀般⾏政職は、総務、税務、国際政策、管財、国⼟(県⼟)整備、衛⽣、福祉、環境農政、治⽔などがあり、職域が広く、業務内容も多岐にわたります。なお、国家公務員の勤務地は東京に限らず、「地方市分部局」と呼ばれる出先機関で働く職員もたくさんいます。
公務員の仕事は社会全体の利益を目的としており、憲法第15条では「すべての公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と定められています。みなさんが志望先を決める際にも、その仕事が「どのように」社会全体の利益に繋がっているのかを意識することが大切です。


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