公務員試験一般知能分野の対策
この分野は、「文章理解」「数的処理」の2つです。この2つだけで、教養試験の出題の約半分を占めています。出題範囲に対して配点も出題頻度も高いため、早めに取り掛かり、反復継続が必要な科目です。過去問題などを中心にできるだけ多くの問題を解いて、制限時間内に解答できるようにしましょう。
文章理解(現代文、古文、英文)
長文の読解力が試されます。出題のほとんどが現代文と英文で、古文からの出題は少なめです。まずは「読む」ことに慣れてください。新書などの評論や高校生レベルの英語長文を読み、参考書の問題を解くことで、語彙力や読解力を強化しましょう。
数的処理(判断推理、数的推理、資料解釈)
数学を用いる分析能力や文章や図形を題材に推理する推論能力などが試されます。多くの問題を解き、解法パターンを身につけると良いでしょう。出題頻度が高く、繰り返し問題を解くことで身につくため、早めに取り掛かりましょう。
<判断推理>
パズル的な要素が強い科目です。与えられた条件から論理的に答えを導き出したり、数名のセリフのなかから矛盾を見つけたりする問題が出題されます。
<数的推理>
数や図形に関する「数学」に近い科目です。素因数分解や、面積や体積、速さ、濃度などが出題されます。
<資料解釈>
与えられた図表やグラフから内容を読み取る科目です。数値のどことどこが関連するか、図表をどのように解釈すれば良いかといった分析力を試される問題が出題されます。