公務員試験一般知識分野の対策
大きく分けて「社会科学」「人文科学」「自然科学」の3つです。基本的には、中学校や高校などで学習した教科に近い内容です。まずは、高校の教科書や参考書を読み返すことから始めることをおすすめします。大学受験の対象ではなかった分野は忘れていることもあると思います。その場合は中学校の教科書や参考書を読み返すところから始めると良いでしょう。
社会科学(法律、政治・経済、社会、時事)
時事問題対策としては、日頃から新聞を読んだり、ニュース番組を見たりして社会の動きと数字(金額や人数)を意識しましょう。それ以外の法律、政治・経済、社会については、暗記科目です。
専門試験で「憲法」や「経済原論」の準備を必要とする場合は、内容が重複する部分があるため、早めに着手すると良いでしょう。また、大学の法律系・経済系の科目を履修することで専門用語の理解を深めることも有効です。
人文科学(日本史、世界史、地理、思想、文学・芸術)
暗記科目です。社会科学と異なり、他の試験科目とのつながりが薄く1科目あたりの出題範囲が非常に広いため、他の分野の学習に慣れた頃から始める人が多い傾向です。
自然科学(物理、化学、生物、地学、数学)
暗記だけで得点できる科目ではありません。公式や法則を理解し、計算や推論で答えを出すことを繰り返してください。まずは、高校の教科書や参考書を読み返すところから始めましょう。