ESの書き方と評価ポイント

ESの書き方と評価ポイント

みなさんが書いたESは、さまざまな角度から評価されることになります。書類選考はもちろんですが、面接の前後でも次のような角度から評価を受けることになります。

面接の前に読み、その時点でどのような人物なのか、ある程度の予測をたてる。
→いい加減に書いているとあまりよい印象をもたれない。特に、志望の熱意の感じられないものへの評価は低い。
面接の後にESを見ながら合否の判断をする。
→仮に面接の評価が高くても、手を抜いて書いていれば印象が悪くなる。悪い方向にギャップが大きいと面接の高い評価がくつがえることもある。

書類選考では読んだ人が「会ってみたい」と思えば通過します。「会ってみたい」と感じさせる、つまり人物に興味をもつESとはどのようなものか、次の項目にポイントをまとめました。

<ESの書き方のポイント>
ESを書く上で最も重要なことは、読み手つまり採用者の存在を意識して書くことです。

抽象的ではなく、具体的なエピソードを書く
相手に自分に対するイメージをもってもらうためには、具体的な表現を心がけてください。エピソードは読み手に「行動している姿」をイメージさせるくらい具体的なほうが好ましいといえます。

表現を工夫する
例えば「趣味:映画鑑賞」ではなく、もっと具体的に表現します。「映画鑑賞(特にリュック・ベッソン監督の映画が好きです)」このようなことで、面接官にとって質問のしやすさが違ってきます。また「銀座で映画を見ること」と書くのも工夫のひとつです。「なぜ銀座なんだ?」と思う採用者もいるはずです。表現の工夫をしましょう。

自分の感情をしっかりと書いておく
エピソードを書くときに、自分の感情や考えたことも具体的に表現してください。感情や考え方が書かれていることで、どのようなシーンでどのように思考するかがわかりやすく採用者に伝わり、人物像を身近に感じることができるからです。

就職活動が本格化してくると、セミナーや筆記試験対策など目先のことに追われ、ESの作成を後回しにしがちになります。企業はESが届いた順に書類選考を行い、その順に面接やセミナーの案内をしていくのがほとんどです。志望度の高い企業ほど、早めに提出しましょう。


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