集団選考の対策
集団選考での企業の評価ポイント
学生主導で行われるグループディスカッションやグループワークでは個人面接・集団面接とは異なった部分が評価されます。「臨機応変で柔軟性に富んだコミュニケーション能力」「役割や配慮に応じた協調性」などです。いずれにしても実際の仕事に取り組む姿勢をイメージさせる重要な選考となります。
1. 必ず発言する
他人と同じ意見だったとしても、自分の言葉と考え方を持って意見を言うことが大切です。 タイミングを見極め、積極的に意見を言うようにしましょう。
2. 議論のマナーを忘れない
人の話を途中でさえぎったり、頭ごなしに否定したりしてしまうと、ディスカッションを行う意味がありません。「そのような意見も理解できる」と複眼思考を持ち、「なぜだろう?」と考えながら、発言することを心がけてください。
3. まとめ意識を持つ
集団選考にも時間制限があります。議論が長引きそうなときには「そろそろまとめに入りましょう」と、意見が出なくなったときは「このような視点から議論をしてみましょう」と促すことが高い評価につながります。
4. 役割分担をする
集団の中での自分の役割を明確にしましょう。司会・書記・タイムキーパーなどがいますが、それ以外にもサポートする人、雰囲気づくりをする人など、あなたの得意なことを役割にすればいいのです。リーダーシップをアピールしようと司会を買って出る人が多いのですが、失敗しそうになったら無理をせず参加者に助けを求めましょう。
5. メンバー全員で合格するという意識で取り組む
何より一番大切なことは、チーム内で協力し、1つのミッション(課題)を達成しようとする姿勢です。メンバーのために自分は何ができるのか、何をしたらよいのか考え、機敏に周囲に反応しましょう。